14番目の焚火おやじ
焚火をこよなく愛するおやじの日々
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2005年01月23日 (日)
■ メタンの雪が降る

どんより曇り空 今日は曇りのち雪…。先週の週末も天気が悪かったので、何となく「週末に悪い天気がずっと続いている」という気になってしまいますね。昨日はあんなによい天気だったのに。

今日から9日前の14日、土星探査機カッシーニから切り離された小型探査機ホイヘンスが土星の衛星タイタンの大気圏に突入し、無事地表に着陸したそうです。タイタンは太陽系の中で地球と共に厚い大気を持っていることが知られていたのですが、その大気に邪魔されて地表の様子が今まで分らなかったとか。タイタンに着陸したホイヘンスは、電池の持ち具合から約30分ほどしか活動できないとの予想を覆し、1時間12分にわたって様々なデータを送り続けたそうです。あまりにも壮大なので、何とも想像がつかないような話ですね。

ホイヘンスが着陸したタイタンは、地球に比べると太陽からずっと遠くにあるので、気温も摂氏零下180度くらいなのだそうです。水はあったとしても当然凍って固体の状態なのですが、送られてきた画像には川のような画像も含まれており、何でも液体の状態で存在しているメタン(融点が摂氏零下184度、沸点が摂氏零下164度)によるものなのだとか。メタンによってできた雲からメタンの雨が降るなんて、一体どんな光景なのでしょうね。地球の今日の雪のように、タイタンも寒くなるとメタンの雪が降るのかしら…なんて想像してみたり。

もし、広い宇宙を一人で旅したら一体どんな気持ちになるでしょう。何もなくて、静寂で、嫌なニュースを耳にすることもなく、くだらない揉め事に怒るでもなく、案外と快適な旅になったりするのでしょうかね。そうはいっても、一人でずっといるのはやはり孤独…。はるか彼方のカッシーニとホイヘンスに思いを馳せつつ、カッシーニが土星の輪の空隙を通過する時の音(微粒子がぶつかる音だそうです)や、ホイヘンスのタイタンへの降下音に耳を傾けていると、孤独な宇宙を旅する気分がほんの少しだけ味わえそうです。

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