14番目の焚火おやじ
焚火をこよなく愛するおやじの日々
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2008年01月29日 (火)
■ 天文学者はロマンティストか?

天文学者はロマンティストか?(縣秀彦著 NHK出版 生活人新書 ISBN978-4-14-088236-8)さだまさしの歌に「天文学者になればよかった」というタイトルの曲があるそうですね。私は、この「天文学者はロマンティストか?」というタイトルの本を読むまで知らなかったのですが、この本の著者である縣秀彦さんが高校時代の苦いエピソードとして紹介されている曲なのでした。で、その曲の詩は、「自分は(幸せの)設計の才能が無いから、天文学者になればよかったよ」というような、いささか‥いえ、かなり天文学者に対して失礼な歌詞ではあるのです。なんだよ、さだまさしは失礼だな‥と思ったのは、かつて私自身が「天文学者になりたかった」からに他ならないのかもしれませんが‥。

しかし、この本のタイトルにもあるように天文学者というのは世間一般では「浮世離れ」した人間として見られているというのが普通のことのようでもあります。そして実は、以前もここで話題にしたかと思うのですが、私は12歳から15歳のころまで天文学者とまでは行かないまでも、天文関係の仕事に従事したいとずっと思っていたのです。愛読書は月刊天文ガイドでしたし、毎日のように星の写真を見て星の話を読んで、自分が決して行くことのできない遠い世界に想いを馳せていたものです。そんな子供時代を過ごしたことが背景にあるからなのでしょうが、この歳になってまた昔の気持ちが思い出されてきたわけです。天文学者になればよかった‥と。

とはいえ、この歳になって今から天文学者へ再就職をするのは極めて困難ですので、せいぜいアマチュア・レベルでかつて好きだった天文の世界に関する勉強をするのがいいところでしょう。それにしても、当時の私から今の私に至るまでに30年もの時間が流れているわけですので、その間に天文学自体も驚くほどの進展を遂げているわけです。でもそこは‥私が自力で何とかするわけではなく、頭のいい人がいろいろと丁寧に説明してくれている本が山のように出ていますので、それを読んで勉強してみたいところです。少々残念なのは、今住んでいる家から星がほとんど見えないということ‥自分はともかく子供たちに美しい星空を見せてあげたいのですよね。

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