RICOH GX200 24mm ISO135 F3.2 1/30 EV-1.0
最後まで残ったラスト三台のうちのラスト‥それは、OLYMPUS E-5 です。PENTAX K-5 と SIGMA SD15 に比べて最後発となる E-5 が発売されたのは昨年の 10 月 29 日のこと‥。正直言って、OLYMPUS E-5 のことはごく最近まで全く眼中にありませんでした。というのは、APS-C クラスのセンサーを持つデジイチを買おうと思っていたので、APS-C に比べると若干小さいサイズとなる FourThirds センサーを持つ E-5 は最初っから蚊帳の外だったのです。まぁ、SD15 のセンサーは APS-C より若干小さいので、そういう意味では E-5 が外されていたのも酷い話なのですが‥。色々と調べてみると、E-5 はなかなかスゴイ実力を持っているらしいことが分かります。K-5 と SD15 に比べると、E-5 のほうがプロ向けにデザインされているようなので、レベルが高いのは当たり前とも言えるのですが‥。
私にとっての E-5 のいいところ
- ベイヤー機でありながらディテールが素晴らしい
- 素晴らしいレンズが揃っている
- アートフィルターが楽しい
- 大好きなスクエアフォーマットで撮れる
- プロスペックなので後々まで楽しめそう
私にとっての E-5 のわるいところ
- 将来性が不安な FourThirds 規格
- あれこれが高価(特にレンズ)
- 意外と重い
- 見た目の色気を感じない
- 私にはレベルが高すぎる
やはりですね‥OLYMPUS ユーザーのみなさんが感じられているとおりで、FourThirds 規格の将来が読めないという部分が一番の欠点ですね。サポートは続けられるとしても、「この先は新しいもの無し」というのは、先の楽しみが無いということですし。また、徐々にレンズを買ってみたいと思っても、買える頃になったら発売中止になっていないとも限らないですから‥現に SIGMA の FourThirds 用は種類が減りつつあるようですし。そういう「先の不安」を除けば、E-5 は素晴らしいと思いますね。まぁ、価格も他のふたつに比べるとグッと上がりますから、素晴らしくなければ困るのですが。あとは‥個人的には望遠系よりも広角系を重視したいので、だったらフルサイズの D700 買ったほうがいいんじゃね?も、もっともだ‥と思ってしまうところ。ということで、書き出してみたところで、スパッと決まったりするわけじゃないのです(笑)。