RICOH GX200 24mm ISO64 F3.6 1/330 EV-0.3
今月‥カミさんは週末も仕事づくしだそうな。今日が唯一といっていいほどの休みだそうで、じゃあどこか景色のいいところにでも行ってのんびり‥とでもしたかったところだけど、腰が今ひとつということで、たまプラーザの「いのはな」さんのところへ行くことにしたらしい。それがいいね。出かけたついでに買い物もして帰ってこようということで、私も一緒に出かけました。カミさんを待つ間、たまプラーザの東急で時間つぶし。いやぁ、たまプラーザの駅は素晴らしくなりましたよね。市営地下鉄はどうして東急との接続駅をたまプラーザにできなかったのか?ダメな大人ばっかりだったのだろう‥将来、そう言われるでしょうね。
カミさんのマッサージが終わるのがちょうど昼頃だったので、久しぶりに行ってみよう‥と、風來蕎(ふうらいきょう)で蕎麦を食べることにしました。「ミシュランガイド 東京・横浜・鎌倉 2011 版」に掲載されてしまったほどの店なので、人が並んでいたりしたらどうしようと思ったのですが、駅から歩いて行くのはちょいと遠慮したくなる距離なのが幸いしてか、店舗の外に人が並んでいるようなことはありませんでした。それでも店内はほとんど満席だったので、店に入ってしばし待ちます。
RICOH GX200 28mm ISO100 F2.7 1/25
店内はやや暗め。私の個人的な趣味だけど、照明に気を配っている店というのはそれだけでポイントがあがります。花器にさりげなく生けられているのは、何とヨウシュヤマゴボウの花。かつてはよく見かけたけど、最近はあまり目にしなくなったなぁ‥って、コレ、毒草なんですけどね。スマホで昨日話題にした X10 のことを調べていると(笑)、ほどなく呼ばれました。
RICOH GX200 24mm ISO154 F2.7 1/10 EV-0.3
私は迷うことなく枚数限定、土日限定の「手挽きせいろ」を頼みます。1 日あたり何食くらいなんでしょうかね。カミさんは、手挽きではない定番のせいろを注文。上が漆塗りの皿に盛られた「手挽きせいろ」で、下が陶器の皿に盛られた「せいろ」です。こうして見比べると随分と違って見えますね。手挽きのほうは、いかにも手間が掛かってるという感じがします。値段もプラス 200 円の 950 円なのですが、私は 200 円追加で払っても手挽きせいろを選びたいですねぇ‥。
RICOH GX200 24mm ISO154 F2.7 1/10 EV-0.3
手挽きせいろには小さな器に入れられた「塩」が添えられて出てきます。女将さんに「まずは塩でお召し上がりください」と言われます。これはもちろん、「蕎麦そのものの味を楽しめ」ということなのですが、お店の HP によれば、新潟産常陸秋蕎麦を使っているっぽいです。私は蕎麦好きですが品種云々ほどの知識はないので、「ん~、確かにしっかりとした蕎麦の濃い味が楽しめますねぇ~」くらいの感想しか言えませんけども‥。でも、味、舌触り共に「蕎麦好きでよかった」と感じさせてくれます。何でも‥店長の理想は「洗練されてなお、穀物であったことを忘れていない蕎麦(HP より)」だそうで、なるほど、そういう感じが滲み出ていますね。
RICOH GX200 24mm ISO154 F2.7 1/10 EV-0.3
手挽きせいろは定番のせいろに比べると、つなぎも少ないのでしょうか、それとも手挽きのためなのでしょうか。若干、切れやすいようで、皿には細かい蕎麦が残りますが、最後の最後までキレイにいただきましょう。食べ終わりの頃を見計らって、女将さんが蕎麦湯を出してくれます。この蕎麦湯がね~、他所の店では味わったことのない濃厚さなのですよ。好き嫌いが分かれると思いますが、私はこの濃い蕎麦湯が大好きです。
RICOH GX200 24mm ISO154 F2.7 1/10 EV-0.3
ちょっとよさげな割り箸を使っているので、「捨てるのもったいないな~」と感じる人が多いかも‥という心遣いからでしょうか。割り箸の「お持ち帰り袋」が置いてあったりして、店長・女将さんのやさしさを感じますね。それではと、お言葉に甘えて割り箸をいただいて帰ってきました。久々に来たけど美味しかったですね~。次は是非とも徒歩で来て、焼酎の「蕎麦湯割り」というのを味わってみたいです。最後にカミさん曰く、「蕎麦打ち始めたら?」だそうな‥。最近、私の中では「初めてブーム」だもので、やってみようかしら。では、とりあえず‥道具選定からだな。<また何か買うのかよー?