改正道交法が施行されてから、ひと月が経過しました。自転車に関するものとしては、そもそも大きな変更というものはなく、何を今更‥的な当たり前のことばかりだったと思います。もっとも、その当たり前なことを出来ていない大人たちが多すぎるところに最大の問題があるわけですが‥。いずれにしろ、自転車に関係することも何かが変わったはずなのですが、実感としてあるでしょうか。何かが変わらなくてはいけないはずなのに、相変わらず自転車は車両の一員だという意識のない人たちで溢れえっているのです。
では、逆に車両の一員として車道を走れば、それで万事が丸く収まるかというとそうでもない‥。受け入れ側の車道のほうにも問題はたくさんあります。自転車走行の安全性の確保がしっかりとなされていないのはその最たるものです。一方、自動車を運転するドライバーに対する配慮が無さ過ぎるのも気になるところです。例えば写真のようなもの。これって道交法上、どのようなものに位置づけられるのか分からないのですが、道路標識並みにしっかりとしたものですし、勝手に設置しているわけではないでしょうから、標識に準じたものと考えるのが妥当なところでしょう。
これの問題は、その効果に懐疑的な程度ならまだしも、危険性を高めるだけだということにあります。歩行者に注意を向けさせたいのであれば、視線がそちらに行くようにしなければならないのに、視線の移動を妨げる場所に設置し、なおかつ「読ませる」ものになっているのが問題。こういったドライバーの気を散らすものばかりが設置されている車道っていかがなものでしょうか?ドライバーには運転に集中できる環境を提供することが大切であって、そういったことの積み重ねが自転車の安全な車道走行にも繋がるはず‥。とにかく、このような「読ませる」ものの設置は本当に止めて欲しい限りです。
