14番目の焚火おやじ
焚火をこよなく愛するおやじの日々
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2010年12月08日 (水)
■ あかつき

あかつき軌道投入失敗(2010年12月8日 読売新聞夕刊より)RICOH GX200 24mm ISO77 F2.5 1/30

惑星とは‥恒星の周りを回っている天体のことを言うわけですが、その定義には統一的なものがあるわけではなく、色々な議論があるようです。その例を示すものとして、我々が子供の頃には、太陽系の惑星といえば「すいきんちかもくどってんかいめい(水・金・地・火・木・土・天・海・冥)」の 9 個であると覚えたわけですが、2006 年に開催された国際天文学連合総会において、冥王星は惑星の仲間から外されてしまったことが挙げられるでしょうか。つまり、現在の定義によれば、太陽系惑星は全部で 8 個になります。

地球ももちろん太陽系惑星のひとつですが、惑星の中でも地球より太陽に近い軌道を回っているものを内惑星、地球に比べて太陽から遠い軌道を回っているものを外惑星と呼んで区分しています。実際に 3 つの玉を用意して、太陽・地球・他の惑星のみっつに見立てて動かしてみると分かるのですが、地球から見た内惑星は太陽からある程度の距離までしか離れることができず、夜中に内惑星を見ることはできません。地球のひとつ内側を回る金星が、明けの明星・宵の明星と言われて親しまれているのは、そんな内惑星ならではの特徴によるものなのです。

その金星を調査するために 5 月 21 日に打ち上げられた金星探査機「あかつき」が、金星の周回軌道に乗るための主エンジン噴射を行ったのが昨日の朝。しかし、予定よりも短い時間しか噴射できなかったことで、金星の周回軌道に乗れなかったという悲しいニュースが入ってきました。軌道投入失敗とはいえ 6 年後に 2 回再投入のチャンスはあるそうです。はやぶさの例もありますから、何とか 6 年後のチャンスで成功して欲しいとは思うのですが、実際にはなかなか難しいのだとか‥。今、日の出前には金星が東の空に美しく輝いていますが、どことなく悲しげな美しさに見えてしまうのでした。

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