14番目の焚火おやじ
焚火をこよなく愛するおやじの日々
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2012年12月03日 (月)
■ 「安全」とは何なのか

中央道笹子トンネルで崩落事故 9 人死亡(2012年12月3日 読売新聞朝刊・夕刊)
RICOH GX200 28mm ISO64 F3.4 1/32 EV-0.3

ちょっと信じられない事故が起きました。私も幾度となく利用したことのある中央自動車道上り線の笹子トンネルにて、大規模な崩落事故が発生し、自動車 3 台が下敷き‥9 名の方が亡くなられたとのことです(夕刊の時点ではまだ確認が完了していないようです)。まずは、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。崩落したのはコンクリート製の天井版ということですが、崩落部分は 130m にも及んでいるそうで、曜日や時間帯が異なっていたらと思うとゾッとします。

崩落の状況から原因は老朽化と見られているそうですが、古くなったから‥という理由だけでこんなことが起きたのではたまったものではありません。もちろん、そのようなことを防止するために点検作業は行われているそうで、今年も 9 月に点検があったばかりなのだとか。いくら点検をしても事故が完全にゼロになることは無いとしても、既に点検自体の妥当性についても疑いの目が向けられているようで、今後色々なことが明らかになって行くことと思います。

この事故に遭遇しつつ、間一髪で何とか脱出できたスバル・インプレッサを賞賛する声がネットの一部で上がっているようですが、(それだけが助かった理由では無いとしても)優れた動力性能というのは自動車に対して一番期待したいものですからね‥その気持ちは分からなくもない。しかし、この事故も若干人災色が強いとなると、「安全とは一体何なのか?」ということについて、我々はもう一度基本に立ち返ってしっかり考えなければならないと思えてきました。

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