14番目の焚火おやじ
焚火をこよなく愛するおやじの日々
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2013年02月09日 (土)
■ RAW現像

朝焼け(RAW 現像版)
SIGMA DP1x 28mm ISO200 F4.0 1/100 EV0(RAW 現像版)

先日、CP+ 2013 に行って以来、Merrill generation の foveon センサーを味わってみたいなぁ‥という想いが強くなっています。Merrill generation のセンサーが最初に SD1 に搭載されたときの価格(ボディのみで 70 万円くらい)はびっくり仰天でしたが、SIGMA の頑張りがあって SD1 Merrill になってからは十分に手の届く範囲になりましたし、同じセンサーを搭載する DP シリーズであれば躊躇なく買える程度の値段になったことも、そんな想いを補強する材料のひとつです。しかし、カメラ以外にもうひとつクリアする課題があります。それは PC です。Merrill generation センサーを味わうには PC の能力も必要なのです。

今では新品を手に入れることは出来なくなっていると思いますが、現行の Merrill generation になる前の foveon センサーは RAW 現像が必須だと言われていました。そもそも SD の初代である SD9 は RAW 専用機だったそうですが、私が持っている DP1x は jpeg をカメラ内で自動的に生成してくれるようになっています。しかし、その jpeg は残念ながら使い物にならないので、RAW 現像が必須だ‥というのが SIGMA のカメラに対する世間一般の評価でした。RAW 現像のためには PC に活躍してもらう必要があるのですが、SIGMA カメラの RAW ファイルである X3F 形式は、Merrill generation になってサイズが非常に大きくなったのです。

RAW ファイルが巨大になると要求される PC のスペックは当然高いものになります。しかし、私が今使っている PC はどちらかというとローエンドのスペック‥省エネ追求マシンなので。これでは現像作業がサクサクどころか全然動かないくらいのレベルに感じられる恐れもあるわけでして‥。かといって電気バカ食いのハイエンド PC なんかを作る気にはなれないので、そこのジレンマに悶々としているわけです。しかし、DP1x で初めて経験した RAW 現像の楽しさ・面白さも理解していますから、カメラ内 jpeg でそこそこ満足できちゃう他社一眼レフなんかで RAW 現像をせずに我慢する気も無いわけでして‥。

さて、今日の写真は DP1x で撮った写真を RAW 現像したものです。この写真とほぼ同時に GX200 で撮ったものが今週の火曜日の写真ですが、GX200 のほうが若干時間が後なので雲の光り方などが少しだけ違います。そもそもセンサーのサイズが違いますし画角も違う。さらに、GX200 はカメラ内 jpeg なのに DP1x は RAW 現像‥と、比べるにしては条件が違いすぎるので、比較するのもおかしいとは思います。なのですが、やはり DP1x の写真のほうが奥行きのある美しさを感じます。これが逆だったら困りますけどね(笑)。では、ここでセンサーサイズのアドバンテージなどを棒に振るであろう、SIGMA の奇妙なカメラ内 jpeg 画像を見てみましょう!それが下の写真。

朝焼け(カメラ内 jpeg 版)
SIGMA DP1x 28mm ISO200 F4.0 1/100 EV0(カメラ内 jpeg 版)

どうです?どんなお世辞を言っても美しいとは言い難い写真ですよね。噂には聞いて覚悟はしてましたが、DP1x の jpeg を初めて見た時は本当にガッカリしました。SIGMA のカメラを使ってみて感じるのは、ホワイトバランスの選定がとにかく難しいということ‥。マニュアルで設定すればそれなりに合うとは思いますが、毎度々々設定するのも面倒‥。オートを選べばもう少しいい発色なのかもしれませんが、SIGMA にそこを期待するのは無理かもしれませんね(笑)。ちなみにこのときのホワイトバランスは「晴れ」で、カラーモードは「スタンダード」なので、選択がおかしいというほどでも無いでしょう。まぁ、RAW 現像なら何を選んでも一緒なのが幸いです。

この 2 枚を見比べてどうでしょうか?さすがに 2 枚目のほうを「自然な色合いだ」と感じる人はいないかと思います。これを見ても、SIGMA のカメラが生成する jpeg は使い物にならない場合がある‥ということが分かるでしょう。このあたりが、SIGMA のカメラは RAW 現像が必須であると言われる理由です。私も SIGMA のカメラを実際に使ってみて、皆さんが言うことが分かったというわけ。一方、Merrill generation の foveon センサーになると jpeg もだいぶマシになったと聞きます。それでも RAW 現像は必須という声も相変わらず聞こえてくるので、SIGMA のカメラを楽しむためには、いわゆる現像作業も楽しめなくてはダメ‥ということなのでしょうね。

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