14番目の焚火おやじ
焚火をこよなく愛するおやじの日々
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2013年02月23日 (土)
■ 欲しいのは原発?電気?

「原発ゼロ社会へ!新エネルギー論」広瀬隆著
RICOH GX200 28mm ISO64 F3.4 1/84 EV0

脱原発が進まない‥。誰もがなす術もなく爆発する原子力発電所の映像を呆然と眺めるだけしかなかった「あの日」をもう忘れてしまったのでしょうか?世界でも有数の地震国であるのだと、単に地理的な特徴に過ぎない事項をまるで自分の長所のように言っている日本が、こともあろうに地震とは相性の悪い(もっとも相性のいいものも無かろうが)原発をやめる決断をどうしてできないのでしょうか。一番大きな理由は反原発・脱原発派の掲げる「自然エネルギー」がまだまだ頼りないということにあると思います。

そんな頼りないエネルギーに生活を任せるなんて冗談ではない‥。原発大好きな人々はもちろんのこと、電気料金が高騰したらタマラナイと考える消極的原発推進派の人々は必ずそう言います。確かに原発の総発電量を自然エネルギーで全て賄うのは、少なくとも現時点では無理のようです。では、自然エネルギーでは無く、さらに原発エネルギーにも頼らない発電方法があったらどうなのか?実際、そのようなものはあるし、既に原発の発電を置き換えつつあるガス発電について、この本は紹介しています。

我々に必要なのは電気であって原発ではない‥その電気が原発以外で賄えることが十分に分かってきているのだから原発は即廃炉にできるだろう?本書が最大に主張しているポイントはここです。「手段が目的化してしまう」とは、様々な分野で指摘されていると思われる日本人の悪い癖だと思うのですが、原発問題もその悪い癖が出ていないでしょうか。国土を犠牲にしてまで原発を守り抜く必要はないのです。この本は「原発やむなし」と考える人にこそ読んで欲しい本ですが、反原発の人にも読んで欲しい本です。

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